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おもしろくてお役にたつタクシー専門情報紙

T君の道草

毎月10日・25日発行

タクシー日本新聞社

編集長の道草

ギフチョウ・カタクリ観察会(1-1)

4月14日(土曜日)都内のS君と東京駅で待ち合わせて名古屋へ。名古屋へは20数年来の友人A氏と。そしてS君を紹介し、久しぶりの面談。それを終えてA氏に名古屋駅に送っていただき、名古屋駅前でS君と杯を酌み交わす。少々、機嫌が良くなったところで切り上げて、S君は帰京。私は、帰阪。夜の9時前には吹田市千里山の自宅に帰還。

 翌15日(日曜日)は、久しぶりに妻と二人で外出です。二人ともリュックにおにぎり、ミネラルウォーターをつめての奈良県葛城山へ。財団法人大阪みどりのトラスト協会主催のギフチョウとカタクリの観察会に参加するというものであります。

 朝6時30分に自宅を出発、近鉄阿部野橋駅から奈良の御所駅へ。そこからバスで約20分、ロープウエイ駅に。ここでみどりのトラスト協会の方々に挨拶し、受付を済ます。参加者は約30名。結構きてます。皆さん胸に木で作った名札をつけてらっしゃる。同協会の副会長を務めておられる石井実氏(大阪府立大学大学院副学長、昆虫生態学)が講師を務められるとのこと。約10分で素晴らしい山の景色を堪能して頂上駅へ。

 迂闊にも東京で単身赴任の身。妻がみどりのトラスト協会に入会していたことはこの日の数日前、つまり東京にいて電話で話したときに知りました。妻には失礼なのですが、まさか環境問題や、とりわけ蝶にそんなに関心が強いとは思ってもいませんでした。夫婦でありながら、今頃、そんなことを言っているのは夫としての怠慢と言われても反論できません。

 ということで妻に御願いして葛城山行きに同行させてもらった次第です。


*田中一村に出会う旅をしばし休憩して、
 カタクリ観察会にみち草のみち草です。
 お許しを。






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田中一村に出会う旅 PART.2(5-2)

生命力溢れる作品群への再会を終えて、田中一村美術館を出る。一村の路を経由して展望台に登った。「天気がよければな~」とため息をつくが、周囲を見渡していると、ここが東京からはるか何千キロのかの地であるということを実感する。その後、奄美の郷で奄美の歴史や文化、風土などについて展示物を見て回る。

 奄美パークからクルマで20分弱、あやまる岬に到着。あやまる、というから、ごめんなさいかと思ったがさにあらず。岬の地形がこんもり丸くなっていて、昔の遊具である「あや織りの毬」に似ていることから命名されたんだと。なるほど。ここでは本紙カメラマン氏が、田中一村作品にある亜熱帯植物のアダンやソテツの他、海岸べりや海の撮影に余念が無い。筆者は、おどけて岩の上に登り、一村の絵にあるアカショウビンのマネをしてみるが、それを眺めているその他3人は意味不明で、力ない笑いを投げかけるのみ。それもそのはず。件のカメラマンの写真を後日見たのであるが、全くその陳腐さに苦笑いするほか無かった次第。しばし、童心にかえって海と潮風に遊んだ。

 一路本日の宿泊地、名瀬市に向かう。少々時間があったので、翌日予定の一村の終の棲家を見に行く。友人2人は、家の中に入れないのを大いにくやしがった。が、筆者はこの家で奄美での作品が製作され、そしてこの家で人生を終えたと考えるだけで、我が人生の師(筆者が勝手にそう思い込んでいるだけなのだが)の息吹やオーラを感じて、家の中に入らなくてもいいと思った。

 というより、家の中に入っていいと言われても、おそらく入って行く勇気は湧かなかったはずだ。それは自分の人生の全てを賭けて、絵を描くことのみに心血を注いだ、一村の激しくそして信念を貫く一途な思いには、常人を寄せ付けない気高さがあるからだ。筆者の来し方行く末を考えると、一村が生きて死んだその家の中に入って、一村が吸っていたであろうその場の空気を吸う資格など、私にあろうはずがない。家の外でその雰囲気を感じていれば十分なのである。

かなり朽ち果てかけている小さな家を、一周して辞去した。

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田中一村に出会う旅 PART.2 (5-1)

2005年12月15日に初めて奄美大島を訪問した。あれから1年以上が経過した本年4月3日(火曜日)に、2度目の田中一村に出会う旅を敢行した。前回は、本紙のスタッフ3人だったが、今回は本紙2人と友人2人の計4人の旅となった。

 曇天で肌寒い早朝の羽田空港。8時30分発JAL1953便で、奄美大島到着の予定が10時40分。2時間10分のフライト時間と聞いていたが、実際は11時20分過ぎで40分以上の遅延。前回もそうだったが、亜熱帯地域にある奄美大島なんだし飛行機を降りたら東京より暖かい風が吹いてくる、と想像するのであるが、それは2回とも裏切られた。東京と変わらず、曇天で少々肌寒いのである。

 「まあ、そんなこたぁ~いいや、奄美に来れたんだから」と気を取り直し、前回もお世話になった奄美空港前の日本レンタカーで小型車を借り出し、いざ田中一村美術館へ。

 順調に田中一村美術館に到着したのではあるのだが、問題は到着時間であった。丁度、12時少し前だったのである。今からじっくりと一村の絵画を鑑賞しようとすると、おなかの虫がなるのが必至の状況。このまま田中一村美術館に入るべきか、入らずにどこかで昼食を済ませてからにすべきか、田中一村美術館の正面玄関で逡巡することしばし。ヤッパリというか、食い意地が張っているというべきか、先に昼食が出来るレストランに行くことに衆議一決。美術館の受付嬢に適当なレストランを教えてもらい、レンタカーに舞い戻った次第。

 約2時間後に田中一村美術館に戻り、1年数ヶ月ぶりにその作品群と再会した。本物はその生命力というか、作者の息遣いというか、やはり訴えかけてくる力が断然違って、迫ってくるようだ。初めて作品を見た友人2人もすっかり感激した様子で、「素晴らしい」を連発していた。

 ちなみに田中一村美術館には、262点の作品があるという。一村の作品は、天才少年南画家時代、千葉時代、奄美時代の大きく分けて3つの作品群がある。前回訪れたときは奄美時代の作品群に強く引かれたが、今回は、千葉時代の作品の中にも心引かれるものが数多くあった。

 今回残念だったのが、一村美術館の中にあった喫茶室がなくなった(前回訪問時にその喫茶室で取った写真を本欄に掲載している)こと、さらにその喫茶室前にあった一村関係の書籍や画集、絵葉書などの展示販売コーナーもなくなっていたことだ。一時のような一村ブームが過ぎ去ってしまったんだろうと感じ、少々寂しさを禁じえなかった。



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