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T君の道草

毎月10日・25日発行

タクシー日本新聞社

編集長の道草

ギフチョウ・カタクリ観察会(1-2)

 奈良県葛城山のロープウエイの頂上駅から少し歩いたところで、本日の観察会の説明が行われました。(財)大阪みどりのトラスト協会のスタッフから、本日のスケジュール説明が行われた後、同協会副会長の石井実氏(大阪府立大学副学長、昆虫生態学)がギフチョウの習性や観察の要点を解説されました。

 カタクリ・ギフチョウについて妻に、「カタクリというのはどんな字を書くの?」、「ギフチョウのギフは、あの岐阜県のギフ?」などと当日質問しているのだから、私は全く予備知識なしのシロウト。

 とにかくギフチョウについては①最初に岐阜県で発見されたことからギフチョウと呼ばれていること②アゲハチョウの仲間で羽を広げても5センチ前後の小さな蝶③黒と黄色の阪神タイガース模様、ということをまず頭に入れ、みどりのトラスト協会員の皆さんの後に続き、山頂近くの林道を歩きました。ちなみにカタクリとは片栗という字で、片栗粉の原料に使っていたものだそうです。

 私と並んで歩いていた妻が、「石井先生の話が聞こえない」と私から離れ、小走りに石井氏の元に。歩きながら解説している石井氏の話に目を輝かせ、熱心にメモ。その他の会員の方々も発見したカタクリに歓声を上げるやら、ギフチョウを見た人は興奮気味に、「ここをこう飛んであちらにいきました」と解説。それを聞き、見そびれた人たちは羨望の眼差しでした。

 筆者はというと、正直カタクリやギフチョウに興味はありません。あるのはカタクリやギフチョウに強い関心を寄せている、我が妻であります。これまでゴキブリもそうですが蝶の幼虫である青虫も苦手で、いつもそれこそ苦虫を噛み潰すような顔をしておりましたが、今や青虫を見る目がいとおしくて仕方がないという感じの、激変ぶりなのであります。それまで蝶に関心があることを承知していれば別ですが、それらしき兆候が一切ないままに、いきなりギフチョウです。筆者としてはチンプンカンプン。このままでは、夫婦間に大きな亀裂や溝が生じかねません。

 ということで当日参加したのは、カタクリ・ギフチョウの観察会ではありますが、筆者にとっては、激変した妻の観察会に他ならないという訳です。

 それにしても石井氏のギフチョウに関する知識は素晴らしいものでした。参加者のあらゆる質問にも的確に解説するばかりか、ご自宅の庭にも蝶が好む植物を植え、観察をしておられるとの話。蝶という昆虫の生態を一途に研究することで、自然のあり方、自然と人間のあり方を考察されています、その広い視野と造詣の深さは尊敬に値するものでした。




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