編集長の道草
一病息災で!

昨年11月5日にクモ膜下出血を手術して、丸4か月が経過しました。入院から手術、そして集中治療室経由、一般病棟で16日間。11月21日に退院しております。その経緯は、本欄の昨年12月10日の「マナ板の上のコイ」に記載してある通りであります。そして、その後の経緯をお伝えいたします。
退院後、本紙「タクシージャパン」の12月10日付134号と12月25日付135号を発刊するために、通常勤務で原稿作成に取り組みました。東京厚生年金病院脳神経外科の主治医からは、「年が明けてから、ぼちぼち仕事をやられるのですか?」と退院1週間後の診察時に聞かれていたのですが、「すでに退院の翌日に出社しております」と答えて、いささかのお目玉をいただいた次第です。
左のこめかみの腫れは、「半年も経てば腫れはひきます」と言われるやら、「あなたの病気は、大変な病気なのですよ」と諭されるやらで、本人がコトの重大さをあまり感じていない、良くない患者を演じていたようであります。日常生活は自粛しているのですが、やはり全快というには、いま少しかかりそうです。ご勘弁を。
この病気の後遺症の一つに、抑うつ的な精神障害を発症する人が多いそうです。筆者も少々、その傾向に引きずられ、ネガティブなものの考え方が頭を支配しがちです。病気になる以前には無かった症状であります。しかし、ここで後遺症に落ち込んでばかりはいられません。焦らずに腹を据えて、健康を取り戻すようにしたいと思います。
いままで入院するような怪我や病気に一度もあった事が無かったのですから、今回の病気は「一病息災」という言葉があるように、むしろ良かった、と考えることにいたしております。病は気から、ですね。これまで通りの「タクシージャパン! いちびり日本一!」の元の姿に戻っていくよう、少しずつリハビリしていきたいと思います。
※千葉県四街道市にある、日本一多いガス灯の前にて
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