編集長の道草
ハ、ハクション!

新幹線の車内雑誌「ウェッジ」5月号に
「花粉症は『公害』だ 行政の不作為を問う」という見出しの
特集記事が掲載されていました。
昨年までなら別ですが、今年はこの特集記事に目がとまりました。
というのも、昨年までは花粉症とは無縁だったのが、
今年はとうとう花粉症を発症してしまったためであります。
鼻水たらたら目はカイカイ、ハッ、ハッ、ハッ、ハックション!
なんとも情けないザマです。
これまで社内で永年、花粉症で苦しんでいるM君をしり目に
「スギ花粉で顔を洗っても僕は平気だ!」といやがらせ攻勢をかけてきましたが、
自分が発症するとこのいやがらせ攻勢の非情さが“目”にしみて
自己嫌悪に陥るやら鼻水が垂れるやら申し訳なく、恥ずかしく、
息苦しいなどでグチャグチャであります。
日本だけに発生している花粉症が『公害』との視点で、
その歴史的な経緯や推移と現状のあり方に鋭いメスを入れる記事に
ジャーナリズムの真骨頂を感じた次第であります。
今回の特集に少しでも近づけるような内容の記事を書けるように
物事の本質を見抜く努力を怠ってはならないとの
自戒の念を強めた次第であります。
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