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おもしろくてお役にたつタクシー専門情報紙

T君の道草

毎月10日・25日発行

タクシー日本新聞社

編集長の道草

ヤワ麺で!



先日、久しぶりに都内世田谷区内の博多ラーメン店「白天」に行ってきました。
ちょっと早めのお昼ということで、同行したM編集長は鉄鍋餃子とラーメン、
筆者はというと高菜ごはんとラーメンの昼食セット。

最初にこの店を訪れたのが平成15年ですから、ちょうど10年になります。
その当時と同じ厨房には、日大出のイケメンご主人が言葉少なに調理し、
笑顔満開の奥様が接遇しています。
懐かしく思うとともに、いい夫婦の感じが10年前とそのままなのは
うらやましい限りであります。

とはいえ10年前と異なるのは、このいい夫婦に男の子が誕生していて、
一度、赤ん坊の時に飯田橋の小社事務所にご夫婦ともども来ていただいたことがありました。
その時に男の子を抱かせていただき、記念写真を撮ったのを思い出します。

で、肝心の博多ラーメンですが、いや~感激しました。
10年前に初めて食した時の驚きのようなものがよみがえり、
何ともうれしくなりました。
ここの博多ラーメンの味は、一言でいえば、やさしい母乳の味です。
こんなに食べていて幸せな気分になれるのものは、そうありません。
10年前と変わらないおいしさに、言葉少ないご主人の精進ぶりがしのばれました。

menmen92.jpg

余談ですが、博多ラーメンの面の硬さは、6段階だそうです。
硬い順から「コナオトシ」「ハリガネ」「バリカタ」
「カタ」「ヤワ」「バリヤワ」というのだそうです。

一般的に「カタ」「ヤワ」はそのまま硬い・柔らかいの意味で、
「バリ」は福岡でよく用いられる強調表現とのことでした。

M編集長はいつも「バリカタ」なのに対して
筆者は「ヤワ」です。
単に麺の硬さというより「バリカタ」は、
注文する人の硬骨漢ぶりを表しているようにも聞こえ、
「ヤワ」は人物が軟弱なニュアンスがあるように感じてしまいます。

他のお客さんの注文を聞いていると「カタ」ないし「バリカタ」がほとんどで、
そういえば「ヤワ」を注文しているのを、今まで一回も聞いたことがありません。
でもいいです、また、機会を見てお邪魔した時にもいつも通りいうことにします。

ヤワ麺で!


新幹線の車中



自宅は大阪府吹田市内ですが、仕事は東京を拠点にしています。
いわゆる単身赴任というやつです。
従いまして自宅に定期的に帰るのですが、その足が主に新幹線です。

5月の連休も帰宅しましたが、
その帰途の新幹線車中で、ふと考えたことがあります。
それは次のようなことです。

新大阪駅から東京駅までの、のぞみ号指定席は満席でした。
早くから予約していたので、3列シートの窓際のA席でした。

発車してしばらくすると、5つ6つ前の席から赤ちゃんの泣き声が。
しばらくするとお父さんが赤ちゃんを抱いて、デッキに出て行きました。
そうこうしているうちに、別の席の幼児兄弟が大きな声で騒ぎ出します。

思わず、
「ったく、うるせいな!」
と舌打ちしていました。

しかし、チョット待てよと思ったのであります。

それは、筆者の子供たちはすでに成人していますが、
赤ちゃん時代、幼児の時にも何回か新幹線に乗車したことがあったのです。
その当時、自分の子が泣きだしたりすると、
すぐにデッキに連れて行ったものです。
ひどいときは、乗車時間の3分の1程度をデッキで過ごしたこともあったように、
記憶しております。

幼児の時は騒ぎ出すと、
「家でなら騒いでよいが、ここは家じゃない! 家じゃないぞ!」
とドスを聞かせて、子供たちを静かにさせたものでした。

そんな子供たちが小さい時の苦労話をすっかり忘れて、
舌打ちしている今の筆者自身が、勝手な奴だな、と思った次第です。

そして『結局、今も昔も状況は同じなんだ』と改めて思ったものです。
何が変わっていないのか。
赤ちゃんや幼児が、普通に泣いたり話したりできるスペースが、今もないことを。

車内は全席禁煙になり、
タバコを吸う人のために喫煙ルームが作られております。
しかし子供たちのキッズルームは作られていません。

ここは声なきニーズのありどころを推し測って、
対応が求められるように思うのですが、
いかがなものでしょうか。 

ハ、ハクション!



新幹線の車内雑誌「ウェッジ」5月号に
「花粉症は『公害』だ 行政の不作為を問う」という見出しの
特集記事が掲載されていました。
昨年までなら別ですが、今年はこの特集記事に目がとまりました。

というのも、昨年までは花粉症とは無縁だったのが、
今年はとうとう花粉症を発症してしまったためであります。
鼻水たらたら目はカイカイ、ハッ、ハッ、ハッ、ハックション!
なんとも情けないザマです。

これまで社内で永年、花粉症で苦しんでいるM君をしり目に
「スギ花粉で顔を洗っても僕は平気だ!」といやがらせ攻勢をかけてきましたが、
自分が発症するとこのいやがらせ攻勢の非情さが“目”にしみて
自己嫌悪に陥るやら鼻水が垂れるやら申し訳なく、恥ずかしく、
息苦しいなどでグチャグチャであります。

日本だけに発生している花粉症が『公害』との視点で、
その歴史的な経緯や推移と現状のあり方に鋭いメスを入れる記事に
ジャーナリズムの真骨頂を感じた次第であります。
今回の特集に少しでも近づけるような内容の記事を書けるように
物事の本質を見抜く努力を怠ってはならないとの
自戒の念を強めた次第であります。

スポーツジム

shacho2

筆者は、東京都内のスポーツジムに平成21年春に入会し、今も通っております。
入会当時はジムにあるマシンで筋トレに努めましたが、
現在では、もっぱらプールでの歩行であります。

それもスポーツをしているというより、ジャグジーにつかりスチームサウナに入る、
その合間に静かにストレッチしながら歩いているというもので、
およそ筋肉痛などとは縁遠いものであります。

そのプールでは、他の人の様子を観察するのが、別の一つの楽しみでもあります。

まず、それぞれ人は自分のペースをきちっと守っていることが共通点です。
いつものあの人は、40分になるとプールから出て、スチームサウナの中でストレッチをする。
その時間が10分。
そしてプールには入り、間仕切りの空間でさらにストレッチを15分、
そしてさらにスチームサウナで10分ののち、再びプールに入り5分間の歩行で退出する。
今までこのパターンを毎回踏襲しています。

他の人に目を転じてもそれぞれ、ほぼ決まった時間に決まった行動をとっています。
そういう筆者もよく考えれば同様であります。
これは、人に備わっている習性なんでしょうね。

また、一方、自分のペースで行動するのはいいのですが、
周囲の状況に無頓着なのは迷惑です。
中にそういう方がおります。歩行コースでしぶきをあげて泳ぎ、
しぶきを浴びる女性の方が明らかに迷惑顔なのに、お構いなしの人。

また、歩行コースで年配のご婦人らが2~3人でおしゃべりしなが
らゆっくりと歩いています。
すいているときは問題ありませんが、混み合っているときは、
明らかに迷惑ですが、そんなの関係ない! といった感じです。

ですが、プールはジムに比べて相対的に年齢が高い方が多い。
かくいう筆者も間もなく還暦の59歳であります。
だからかどうか、スチームサウナでの会話を聞いていると、
少々高齢なご婦人がナニナニ協会の理事長だったり、
その方と親しく話している紳士がドコソコ会社の社長だったり、
以前、ロッカー室でテレビの「真相報道 バンキシャ!」という番組に
レギュラーで出演している方と鉢合わせたりと、
結構、著名人や名士が多いようであります。

とはいえ水着一つのいわば裸の付き合いです。
どんなに偉い人でもプールの中では、ただのスイマーというわけで、
考えてみればそれはそれでいいものですね。

ながら族



以前から気になっているのが、歩きながらの携帯電話族です。

最近は、電話を掛けながら歩いている人はむしろ少なく、
メールかアプリを操作しているか、GPSを利用しているようで、
視線が携帯電話の画面にくぎ付けといったご仁が多く、
正直いって他の歩行者に迷惑です。

とりわけスマホが爆発的に普及してきている上に、
スマホより大きなモバイルを操作しているながら族もいます。
そしてノート型パソコンを片腕に抱えながら、
もう一方の手で操作しているながら族も、
一度といわず目にしております。
何たる光景でありましょうか。

筆者は散歩が趣味で、良くウォーキングに出かけます。
歩く事は全身運動で、血液が体内をやさしく好循環していくのが感じられます。

同時に、ただ歩いているだけなのに、原稿の執筆方法や編集企画、
はてはM&Aの対応方法など、様々な問題について
普段机に向かっているときに思いもつかない発想が出てくることがあります。
とりわけ特集的な原稿執筆については、執筆前に歩き、
執筆が進まないといって歩き、一旦、原稿が完成したといって歩いたのちに、
そして修正するなど、歩くことに助けられて原稿執筆が出来ているような次第であります。

そして歩くことは、四季の移ろいや人々の表情、
そして街中の空車タクシーの多さに繁華街の景気を想像したり、
大いに刺激的で楽しいものであります。

携帯電話を歩きながら操作している光景を見るにつけて、
危なく迷惑なばかりでなく、
歩くことの楽しさを放棄しているように思うのは、
筆者のみでありましょうか。

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